絵のある暮らし

 

 

 

 小正月の15日、楽しみにしていた新築の

  お宅訪問の日です。

 

  ほんの一部分だけですが 公開させていただき

   ますね。

 

 

 

 

 かなり広いエントランス、正面です。

 

 これは部分写真ですので全体の雰囲気は伝わりませんが。

 ミロの版画が、白く明るいスペースにひときわ映えています。ユニークなフォルムの花器が台の上に置かれ、しゃれたアクセントに。

 

風水的にもバッチリですね。

 

 

 

 

 

 

  メインダイニングのほんの一部ですが

 

 ここに飾られているのは…… ↓

 

 

 

 

 

 

 

 ピカソのリノカットとルオーの銅版画が絶妙なバランスで並んでいます。

 

かなり強いイメージのピカソですが、それだけが主張せず、でもすごい存在感でこのお部屋に溶け込んでいるのが不思議です。ルオーもちっとも弱く感じません。それはどちらも名画だから?

 

 

 

ジャコメッティのしゃれた彫刻も光っていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 今回 一番盛り上がったのがこの何気ないスペース。

 

 

 

 

  大型テレビの上の 抜け感のあるピカソのリトグラフポスターは、黒いテレビの重たさをやわらげる役割を果たしています。

 

やさしいグリーンの植物やご家族の写真も無機質なテレビとは好相性!

 

 

 

  ピカソのリノカットポスターです。ピカソがこの空間とまわりの家具を見て ここ用にデザインしたんじゃないかと思えるほどのピッタリ感でした。

 

ポスターが こんな風におしゃれ感をアップさせている 日本の家屋では珍しいパターンではないでしょうか? またこれがピカソという作家のすごいところでもありますし、ピカソのポスターのアート性の高さを再認識… です。

 

  

 

そして和室にちょこんと飾られているのは……

 

 

 

 

 

 

 

  隆ちゃんの彫刻ではないですか! (・o・)  斬新に和室のこんなスペースに、もうここは最初から私の場所です! みたいな顔をしてすっかりなじんでいます。座敷わらしみたいで可愛い(^◇^)

 

  その横には洋風にヴェネチアンガラスの壺。

 

 そうです。和室といったら「床の間には軸や日本画」という固定概念を忘れましょう!

これからはこんな風にモダンに飾ってみてください。

 

 

 

 

 

 

 今回 おかげさまで絵の素晴らしさを再発見することができました。

 

 お家の空気が絵を飾ることによって変わるだけでなく、絵自体も単に美術館や画廊で陳列されている時とはまた違った顔になり、生き生きと輝き出すのです。

不思議ですね。 

 

もちろん どんな部屋でも、どんな作品でもいいというわけにはいきませんが、全ての条件がピッタリ合う時ってあるんですね。日本の狭い住環境では なかなか難しいけれど、全部ではなくどこか一か所だけでもそんな素敵な空間を作ることが出来れば嬉しいですよね。

 

 

 こんな素敵なお気に入りのアートに囲まれて 新しい生活をスタートされるご家族に、素晴らしい毎日が待っていますように……